傾聴のときに必要な3つの鍵。

 

前回を参考に、
会話のときは以下のことを意識してください。

1 会話が持続する言葉かけ
2 会話をリードするのは患者さんであること
3 患者さんの弱音を引き出すこと

 

傾聴とは、
自分の訊きたいことを訊くのではなく、
相手が話したいこと、
伝えたいことを受けとめ、理解し、
受容的、共感的な態度で真摯に聴くことです。

 

緩和ケアの場合、
患者さんの言葉についていく気持ちで
会話をつなげることが大切です。

 

傾聴のときに必要な3つの鍵 Naturam 緩和ケア 傾聴

 

 

 

 

 

 

 

「私って治らないんでしょうか」
とたずねてくる患者さんは、
弱音を聞いてほしいことがほとんどです。

そのように話しかけられるということは、
あなたを信頼しているということです。

「もう治らないと思っているんですね」
とまず“反復”し、会話を続けてください。


患者さんは、みんな頑張っています。
頑張ってるけど、どうなるかわからない。

そんな不安、弱音を
聞いてほしいだけなんです。

もし同じ言葉が繰り返されるときは、
“問いかけ”てみてください。

 

がん患者さんと会話をするときは、
今回お伝えしている3つの鍵を
ぜひ思い出してください。

 

聴き手にとって傾聴の目的は、
「相手を理解すること」
「より良い関係を築くこと」です。

話し手にとっての傾聴の目的は、
「自分自身に対する理解を深めること」。

 

傾聴を積み重ねることにより、
患者さんのQOLの向上、
前向きに生きる力を支える糸口を
見つけていくことができます。